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「南無カード」の紹介

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ライフDX推進協会が現在推進していること

一般社団法人ライフDX推進協会は、IT黎明期から50年近くIT事業に従事していた70歳代を中心に立ち上げたシニアベンチャーです。

人及び関わるあらゆる動植物(ペット、栽培植物、飼育動物など)の生涯をデジタル化(ライフDXと呼称)するプラットフォームとして、クラウド型サービスxLife(エクスライフ)をベースに、共生と優しさを繋いでいく社会の実現を目指し、現在36のサービスを無償で提供・運営しています。協会ではシニアの活性が社会の活性化へを大きなテーマの一つとして、シニア人口3000万人の元気をITシステムでサポートするプロジェクトを展開、ご利用いただいています。

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  • どんどん外に出て対面で人と繋がるスマホ名刺「MyCARD」サービス

  • もの忘れも大丈夫、かんたんアイコン日記帳「行動記録」サービス

  • 一度きりの人生、もっと夢にチャレンジ「100夢」実現記録サービス

  • あなたも歴史の1ページ、経験・知恵・想いを未来へ繋ぐ「デジタル手記遺産」サービス

  • 突然の不慮への備えは、大切な人へ「ラストメッセージ」予約サービスなど

これらを利用するシニアからの声として、「多くの知人、友人が亡くなっているのに葬儀簡素化(家族葬など)で見送れない」「田舎が墓じまいをして供養ができない」「足腰が弱ってお墓詣りに行けない」「長年共に暮らしたペットなどの供養をしてあげたい」「田舎のお寺が廃業しそうでお墓が心配だ」など、供養にまつわる悩みが提起されています。同様に、葬儀・法要の簡素化や檀家の高齢化は顕著で、墓じまいの前にお寺じまいが深刻との声も多数寄せられました。

だったら、新しい法要の形を皆んなで創ろう!

私たちはデジタル法要「南無カード」を通じてこんな社会の実現を目指しています。

特に近年、日本ならではの度重なる自然災害やコロナなどの予期せぬ事態、環境の変化による家族葬などへの葬儀の簡素化、長期の海外赴任や結婚などでの海外在住などによって、大切な人を直接供養することができない事態に直面しています。

一方、特に地方のお寺は、過疎化、檀家の減少などによる極端な収入減で消滅寺院が増加し、お寺が存続するための新たな対策や収入源も必要とされています。

そして、私たちが長年にわたって育んだ、大切な人を偲び供養する精神的文化を維持していくためにも新しい供養・法要の仕組み、誰もが障壁なく願いを叶えることができる「南無カード」がいち早く社会に浸透することを目指しています。

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あなたとお寺をネットで結ぶ

デジタル法要という​新しいサービス

「南無カード」のしくみ

プロジェクト立ち上げの背景

直接的な要因

葬儀の簡素化が進み、大切な友人・知人を見送れないケースが増えてきた

少子化や過疎化によって地方の墓じまいが増加し、直接供養する機会が失われつつある

高齢化で動きがままならない老人独居世帯や老老世帯に障壁のない供養を届けたい

家族ペットの増加に伴うペット供養の増加(ペットロスを和らげる役割が大きい)

形骸化する法要やお経の意味・教えを正しく知る機会を提供する必要性

法要ごとのお布施の事前明示。

社会的課題解決の一助

自然災害やパンデミックなどで、直接供養ができない事態が増加している

特に地方のお寺は収入減で消滅寺院が増加。新たな収入源でお寺を守りたい

日常生活の中で大切な人を思い、供養や祈願する思いやる文化を守りたい

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デジタル法要が可能な全国のお寺は、お寺紹介と共に実施可能な法要(一般供養、水子供養、ペット供養、祈願法要など)お布施金額を登録します。

利用者は法要の種類(一般供養、水子供養、ペット供養、各種祈願等)を指示し、全国のお寺の紹介情報、宗派、お布施金額などで法要をお願いするお寺を選択し、希望する法要日と為書き(相手の名前、願いの文章)を記述、確認して購入します。

 <注>菩提寺で弔っている年忌法要はお受け出来ません

お寺側は南無カードを確認して法要を営み、その法要風景を動画撮影し南無カードに添付します。利用者はご自宅で生(スマホ、タブレット、PC)して手を合わせることができます。オプションとして、住職とのリモート法話、お寺案内と散策ツアーなども企画中。

きっかけとなったエピソードをご紹介

20年、お世話になった上司のお見送りができない

一般社団法人ライフDX推進協会の佐藤です。

私は昨年の1月、勤め始めてから20代、30代の20年近く指導を受け、社会人としての師ともいうべきT氏の逝去を知りました。葬儀は家族近親者のみで終えてるとの知らせです。T氏とは10年近くは年賀状のみ、ここ最近はその年賀状すら交わせてない状況でした。訃報を受け、若かりし頃、T氏との海外出張やグループでのキャンプなどが走馬灯のように駆け巡りました。コロナ以降は葬儀の形式も簡素化が進み、葬儀でのお見送り、供養がままならなくなりました。

知人のお坊さんに相談、供養をお願い

お世話になったT氏を私なりにきちんとお見送りしたく、知人のお坊さんに、「宗派はわからないがT氏を供養してお見送りしたい」との相談をしました。

するとお坊さんから、「私のお寺で良ければ心を込めてご供養させていただきます。名前とお気持ちをお知らせください」そこで私は、戒名がわからないので、T氏の名前と、『大変お世話になった佐です。一緒に構築した航空管制システムや新聞社のメッセージ集配システムは一生の思い出です。その後ご無沙法をして申し訳ありませんでした。ご冥福をお祈りします」と書き添えて知人のお坊さんにメールしました。5日後に、T氏の供養風景を録画した動画が送られてきました。深夜に一人で動画を再生し、読経を聞きながら手を合わせました。気持ちを伝えられ、心が軽くなりました。

▼南無カード発行寺院のご住職からメッセージ

浄土宗通元院宮坂住職様からのメッセージ

「南無カード」へ期待

歳を重ねたり、御体調がすぐれずに菩提寺にお参りが出来ないという方がいらっしゃいます。また進学や仕事の都合で故郷を離れているけれど、ふと懐かしいあの場所とそこで共に過ごした人々のことを思い出し手を合わせたくなるという方もいらっしゃいます。

他方、檀家の減少や墓じまい、葬式や法事の縮小などで苦しい運営状況にありながら「少しでもお檀家さんがいるうちは寺院を存続したい」と使命感を持ち日々護寺に当たられている僧侶の方がいらっしゃいます。

デジタル「南無カード」による新しい法要のしくみには、伝統的な仏教理念とデジタル化が共生しており、これからますます加速する少子高齢化社会に向けて、お寺のDX化に加えネットを活用した一般の方々と菩提寺や寺院との繋がりを新たな形で生み出し、また継続させていくことが出来るのではないかと期待しています。

私たちにとって未来を考える時、歴史は素晴らしい教科書です。

私たちの親兄弟、親戚、親しい人、何かしら関係する人、家族としてのペット、愛情をかけた動植物、みんながそれぞれに様々な物語を持っています。その物語を現在の私たちがデータとして繋ぎ、さらに未来に繋いでいけたら、それは最も身近で興味深い歴史になります。

物語を繋ぐ明日はもう少し明るく、優しくなれるはずです。xLifeはその機能を持っています。

リモート法要「南無カード」はその機能の一つ、先祖の供養や、知らずに逝ってしまった知人を送りたい時、繋がるみんなを応援する祈願など、障壁のない法要がいつでも自由にできたら、それは未来に渡って忘れがたい繋がりになります。互いに、優しさと敬意を持った共生を叶える「南無カード」を一緒に創り上げるためのご協力をお願いいたします。

※リモート法要「南無カード」は特定の宗教や宗教活動に与するものではありません。

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